1月28日(日)29日は
去年研修した、夏桂成先生の南京中医薬大学病院研修についての
まとめの会が米原で開催されました

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不妊症の専任中医学講師
劉伶先生、張立也先生、王愛延先生
そして、同じく陳志清先生も集結

北海道・埼玉・東京・神戸・京都・山口・鳥取・・・・
それぞれその地域で大活躍のベテランの先生も遠路はるばる!

それぞれ担当の症例・講義をまとめ
発表する機会です

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張先生の発表のご様子

大変な情報量で
集中しすぎてしまい
講義中の残っている写真はこの一枚でした

卵巣チョコレート嚢腫のCA125の数値が驚くほど改善した素晴らしい症例

免疫性不妊・着床障害などについての
内膜の受容性を高める生薬の服用方法

両側卵管閉塞が漢方薬で改善した症例

繰り返し体外受精を失敗している方の
卵の質を高める途中経過についての症例

私が発表させていただいたのは
談勇先生の講義ですが

談勇先生は

採卵に関しては

いかに質の良い卵胞を一定の数を確保するかと、

 西洋医学的には排卵誘発剤を使う

でもそれによって、腎精気血が相当消耗されるので、

 中医学的には『補腎填精』を中心に卵胞の生長を助ける。」

移植に関しては

特に胚移植の前は体質改善が大切

体質を良くすることによって体全体が良くなり、

 生殖に関わる機能と環境が整ってくる

体外受精を成功させる重要な条件の一つ

だいたい24ヶ月くらい時間をかけて体質あるいは月経周期を整えていく

と・・・・

情報量が多く消化不良ですが
長い月日をかけて
消化する価値のある内容です

この中国研修は
私の今につながる南京研修でもありました
そして、今回の研修は
一番充実した内容になりました
このように学べる機会があり
幸せなことだと・・・

たくさんのたくさんの宿題が
またまた増え・・ました・・・・