レガート日記 たまごの気持ち(漢方の本陣薬局ブログbyサト)

滋賀県の漢方薬局で、周期調節法によって、子宝相談、女性の悩みの相談をしています。 たくさんの女性の笑顔に出会いたいな。 悩める女性のために出来るだけのお手伝いがしたいな。そんなことを考えながら、毎日漢方相談をしています。  創業江戸時代末期、薬剤師第一号という、何とも歴史ある薬局に嫁いで来た直後、ダイ先生の突然の入院。3年間の入退院の繰り返し・・・・つらかったあのころの体験が、きっと役に立つと思っています。一人でも幸せなカップルが増えますように。

不妊・不育症

夫婦の気持ちの違い

先日NHKスペシャルで
男性の妊娠力についての特集がありました

たくさんの方がご覧になったのではないかと思います
まだ見られていない方はこちらを・・・・

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4097/

最近はご夫婦で来店される方も増え
ご主人の理解も以前より進んでいると感じますが
やはり治療や検査に消極的

生活養生も女性に比べて
難しそうです・・・

男性と女性の大きな違いなのかなと思ったり・・・・

現実を直視しなければいけない時もありますが
男性のほうが女性よりも

「不妊」という現実に耐える力が弱いのかもしれない
そう思うこともあります

そしてそんな、弱いご主人を見るのがつらいと感じる奥様・・・・

夫婦仲がいい程
そんな傾向にあるのでしょうか・・・

先日から
「子宝に恵まれない」という現実に
中々向き合おうとされないご主人に
深く傷ついておられる方のご相談を 受けることが続きました


ご主人の気持ちも少しわかります

ただ、女性は男性よりも 年齢の面が厳しく
今頑張らないと、大切な妊娠できるチャンスを 失ってしまうかもしれない

何年か経過し
ご主人が重い腰を上げたとき
奥様の妊娠力がすでに失われてしまった・・・・

そんなご夫婦の
特に奥様の悲しい涙を、たくさん見てきたから言えること

「子宝に恵まれない」という現実と向き合うことに
何を失うことを恐れて、立ち向かうことができないのでしょうか・・・・

一番恐ろしいことは
できるだけのことをせずに
あとから後悔することだと思います

歳を重ねると
大切なものは移り変わります

失うと怖いと思っていたことは
実は小さい小さいことだったということに
気が付くこともあります

そして、小さいことを恐れていたばかりに
大切な大きなものを失ってしまったと気が付くことがあるかもしれない
時間の経過は取り戻せない

どうか、後悔の無い人生を
二人で築いて頂けたらと思います

DSC_0604


先日の余呉湖の風景・・・
静かで絵のような余呉湖に
心が洗われるようでした

抗精子抗体を乗り越えて自然に妊娠

今日もこちらは1日雪が降り
大変寒い1日

今年の冬は、北陸地方にとって厳しい冬・・・です
早くこの雪の毎日から解放されたいと、そろそろ春が恋しくなってまいりました

そんな中、土曜日はとてもうれしいご報告
抗精子抗体を克服され
本日病院で妊娠の確認ができたとのこと
驚くことに自然妊娠です

抗精子抗体とは・・

人はもともと、病原菌から体を守るため
「抗体」をつくり、病原菌の再感染に対して抵抗力を身に着ける力を持っています

ただ、この人の働き、時々困ったことになります
少しばかり暴走する傾向にあり
どのようなものにも、「抗体」を作ろうとしてしまうことがあります

当然、普段は病原菌だけに反応するようにできているのですが
体調がすぐれなかったり
ストレスの多い毎日であったり
通常の状況ではないときに、善悪の判断が付かず
様々なものに抗体を作ろうとしてしまうことがあります

アトピー性皮膚炎、花粉症、膠原病・・・・

上記の病はその代表的な病気です

そして、この抗体を作り出してしまう困った状況で
精子に対しても抗体を作ることがあります

抗精子抗体は、男性因子、女性因子両方ありますが
一般的には女性因子の測定が多いので、今回は女性因子について触れます

抗精子抗体と言われたら考えられること

1.頸管通過障害
    精子が子宮頸管の中で抗体と反応し子宮の中に入れなくなります

2.卵管内の通過障害
    子宮内に入った精子は、卵管内の精子抗体と反応してしまい
    卵子のもとまでたどり着けなくなり、卵子と受精できなくなります

3.受精障害  
    無事卵管を通過し、卵子と出会えても
    卵子の透明帯と結合するなどの理由で、卵子と受精できなくなります

この1~3の状況は、抗精子抗体のレベルによって考えられる障害で、
重症の場合すべてにおいて当てはまり、体外受精、もしくは顕微授精の適応になります

抗精子抗体の検査データーについて
PCT(ヒューナーテスト)の成績不良が確認できたとき、
もしくは、AIH(人工授精)を複数回実施しても妊娠できない場合に検査

1.精子不動価値(SIV)
   検査会社からの半量的な一次検査結果報告で、
   正確な治療方針を決定できない
   SIV陽性として2以上の数値が出た場合SI50値を測定する



2.50%精子不動化値(SI50
   定量的な精子不動化抗体価であり、数値のレベルにより
   治療方針を決める
   検査は3回以上行うのが好ましい

上記二通りの測定方法があります
最終的にSI50の測定値によって以下のように治療方針が決まります

1.常に10以上・・高抗体価群
    IVF-ET(高度生殖医療)に進む

2.10前後・・・・中抗体価群
    人工授精からのスタート

3.常に10未満・・低抗体価群
    人工授精からのスタート


以上が女性因子による抗精子抗体についてのまとめです
参考資料:2016不妊・不育症診療パーフェクトガイド

抗精子抗体と診断され、自然妊娠に至る例はまれといわれております

わたしのところに来ていただいた方での
抗精子抗体陽性の診断があり自然妊娠に至った例は他にもあり
今回の方との共通点として、蕁麻疹が起こったり
アレルギー症状をお持ちだったのですが
漢方薬の服用でその症状が改善した頃
妊娠に至りました

この事はとても興味深く
これからも、アレルギー疾患をお持ちの方には
その症状の改善を大切に考えていこうと思います

思わず長いブログになってしまいました

今回灯った命の火・・・
神様からのプレゼントとして
大きく大きくなり、心から喜べる日がきますように・・・・   

「南京研修まとめの会」米原で開催!

1月28日(日)29日は
去年研修した、夏桂成先生の南京中医薬大学病院研修についての
まとめの会が米原で開催されました


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不妊症の専任中医学講師
劉伶先生、張立也先生、王愛延先生
そして、同じく陳志清先生も集結


北海道・埼玉・東京・神戸・京都・山口・鳥取・・・・
それぞれその地域で大活躍のベテランの先生も遠路はるばる!

それぞれ担当の症例・講義をまとめ
発表する機会です

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張先生の発表のご様子

大変な情報量で
集中しすぎてしまい
講義中の残っている写真はこの一枚でした

卵巣チョコレート嚢腫のCA125の数値が驚くほど改善した素晴らしい症例

免疫性不妊・着床障害などについての
内膜の受容性を高める生薬の服用方法

両側卵管閉塞が漢方薬で改善した症例

繰り返し体外受精を失敗している方の
卵の質を高める途中経過についての症例

私が発表させていただいたのは
談勇先生の講義ですが

談勇先生は

採卵に関しては

いかに質の良い卵胞を一定の数を確保するかと、

 西洋医学的には排卵誘発剤を使う

でもそれによって、腎精気血が相当消耗されるので、

 中医学的には『補腎填精』を中心に卵胞の生長を助ける。」

移植に関しては

特に胚移植の前は体質改善が大切

体質を良くすることによって体全体が良くなり、

 生殖に関わる機能と環境が整ってくる

体外受精を成功させる重要な条件の一つ

だいたい24ヶ月くらい時間をかけて体質あるいは月経周期を整えていく

と・・・・

情報量が多く消化不良ですが
長い月日をかけて
消化する価値のある内容です

この中国研修は
私の今につながる南京研修でもありました
そして、今回の研修は
一番充実した内容になりました
このように学べる機会があり
幸せなことだと・・・

たくさんのたくさんの宿題が
またまた増え・・ました・・・・

赤ちゃんと一緒にご来店

1月に入ってから
嬉しい来訪者が立て続けに来られました


まだ生まれて2週間の赤ちゃんと共に来店されたCさん
遠方から2時間近くかけて、赤ちゃんと来店されたBさん

「お久しぶりです」
とすっかり成長されたお子様とともに来店していただいたIさん

こんなに寒い足元も悪い季節におかかわらず
わざわざ来店していただき
これほどありがたいことはありません

1月に入り
少しあわただしかったので
ゆっくり撮影会もできないときもあり
それが本当に残念

それでも嬉しいことには変わりないのです

かならずそのオーラは
今現在進行形で悩まれている方に
伝わるはず!

たくさんの良い気を
お店に運んでくださったと思っております

心から感謝するばかりです

そして・・・・

お子様の写真付き年賀状も
少しずつ増えてきました

こちらから、所望したわけでもなく
自然と増えてきたこのお知らせ年賀状・・・


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授かられた後
忘れずにこのようにご報告いただくその心
とても温かく響きます

そして
1月、早速
体験談もいただき
拝読させていただきながら涙

幸せな気持ちに・・・・

この仕事をしていてよかった・・・・

私も
お客さまとともに
つらい気持ちにもなり
幸せな気持ちにもなり
どれだけ様々な人生経験させていただくことか

今年一人でも多くの方の笑顔に出会えますように

良い年になりますように

年越しそばを用意し、食べ、後片付けをし
テレビを見ながら、みかんを食べ・・・・

12月では、今が
一番のんびりさせていただいております(⌒-⌒)

あわただしい12月でしたが
嬉しいご報告もあり
お手紙もいただきました.。゚+.(・∀・)゚+.゚

DSC_0360


とてもかわいいこんなお手紙

ご出産のお知らせと
近況
私やスタッフへのメッセージ

今年もうれしいことばかりではなく
私自身もつらい気持ちになったこともあったのですが

このようなお手紙に救われ、1年を過ごすことができました

お正月
たくさんの方にお会いする機会があると同時に
妊活をされている方にとって、心無い言葉に傷つくことも・・・・

ちょっとしんどいですね

その気持ちが
少しでも和らぐ楽しいことに
出会える休みであればと思います


赤ちゃんが欲しいという雑誌に
掲載していただきました

何人かの方にアンケートもご協力いただき
口コミ情報も・・・

出来上がった雑誌を拝見し
口コミ情報に、たくさん書いて頂き
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです


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雑誌では
京都、足立病院の生殖内分泌センター 中山貴弘先生と
イスクラ株式会社 中医学講師 陳志清先生との対談の様子も掲載されています

「西洋医学と中医学の融合で妊娠力を高める!」

_20171231_001302


その中での中山先生の話は
中医学の考え方に近いものがあり
大変共感いたしました

ぜひお読みいただけたらと思います


このブログを書いている間に・・・・
初詣の時間になり

今戻りました

皆さま、良いお年をお迎えください
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