レガート日記 たまごの気持ち(漢方の本陣薬局ブログbyサト)

滋賀県の漢方薬局で、周期調節法によって、子宝相談、女性の悩みの相談をしています。 たくさんの女性の笑顔に出会いたいな。 悩める女性のために出来るだけのお手伝いがしたいな。そんなことを考えながら、毎日漢方相談をしています。  創業江戸時代末期、薬剤師第一号という、何とも歴史ある薬局に嫁いで来た直後、ダイ先生の突然の入院。3年間の入退院の繰り返し・・・・つらかったあのころの体験が、きっと役に立つと思っています。一人でも幸せなカップルが増えますように。

着床障害

体外受精反復不成功難治症例への取り組み~神戸元町夢クリニック  松本恒和先生の講義より

先日からの続きです

私が周期調節法で妊活相談をするうえで
とても大切にしていることは
東洋医学的な体調判断と
基礎体温の動向は当然ですが

不妊治療をされている場合は、
1.現在のホルモンの数値的な変化
2.西洋医学的な不妊症の原因
 (婦人科疾患の状況)
3.不妊治療の方法

以上3つのことを確認しながら
漢方処方を考えさせていただきます

そして、上記について深い知識の基礎となったのが
不妊カウンセリング学会での講習はもとより
不妊専門クリニックの先生による講義と治療方法です

特に非常に深い学びの基礎となっているクリニックの先生のお一人が
神戸夢クリニックの松本恒和先生です

今回の講座で3回目です

「体外受精反復不成功難治症例への取り組み」についての講義でした

DSC_0992


何度体外受精にて移植されても妊娠につながらない方は
私にとっても大きな課題です

以下簡単に内容について・・

原因には

子宮因子
内膜ポリーブ
粘膜下筋腫
菲薄化内膜
免疫因子

などがありますが

子宮因子として
子宮内細菌叢(子宮内フローラ)が注目されています

子宮内は良好なラクトバチルス菌(乳酸菌の一種)が90%以上の場合
妊娠につながりやすいとのこと

このラクトバチルス菌を増やすために
「内膜スクラッチ」をする方法がとられています

また卵管水腫がある場合
排卵の後卵管の蠕動運動が起こり
水腫内の液が子宮に流れ、着床の時期に
その状況によって卵が流れる原因になる可能性があるようです

免疫因子に関して

Th1/Th2のバランスにおいて
Th1優位の場合、流産につなりやすい環境
TH2優位の場合、妊娠継続しやすい環境

西洋学的には
臓器移植の際に使用する、タクロリムス(プログラフ)を使用して
妊娠に導くようにする

プレドニンを使うこともあるが
プレドニンは様々な副作用の恐れもある

プレドニンよりタクロリムスのほうが強い効果が期待できる


子宮内のNK細胞
による働き・・・
子宮内のNK細胞は
栄養膜細胞と共に子宮のらせん動脈の血流を増やそうとする
(着床に非常に大切な働きです)

ERA(Endometrial receptivity array)
着床のタイミングを調べる方法は、排卵後の日数に応じた内膜の変化
内膜RNA発現日付診を見ることによって、着床のタイミングを調べる検査

この検査をすることによって
妊娠率を高めようとする不妊施設が徐々に増えてきました

ただしこの検査は
毎周期、同じ日に同じものが発現するという大前提です


このほか
卵巣因子として
多嚢胞性卵巣など・・

上記方法について
前回ご紹介させていただいた
東洋医学での方法について
漢方薬での対応方法での可能性について
あらゆるところで考えられる部分があり

また、病院での治療方法についての疑問点など
今までの疑問点や
良くわからなかった点など
理解することが出来
非常に有意義に時間を過ごすことができました

当帰製剤と子宮内膜受容性の改善・・・・西洋医学との併用

9月にblogを更新した後

初めて1カ月以上もブログを更新できませんでした

また少しずつ更新を始めようと思います

11月4日・5日は、中医不妊症上級コースの勉強会でした


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数例の症例発表の後
張立也先生の講義です

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当帰製剤による子宮内膜受容性の改善について
データーをもとにした内容です

最近、着床障害と子宮内膜炎について注目されています

「RIF=反復着床不全」といい、繰り返し胚盤胞を移植しても
妊娠に至らない原因は・・・・?

西洋医学的には
抗核抗体や
抗リン脂質抗体などの免疫素因はよく知られていますが
子宮内膜の慢性炎症が注目されているようです

また、子宮内の血流量も関連します
子宮内の毛細血管がゴースト化してしまうと
着床不全につながる可能性があります

上記の状況に関して

当帰製剤を使用し、
免疫的素因、
慢性炎症素因
血流量素因
それぞれにあった対応方法で
漢方薬を組み合わせ改善につなげる考え方について
復習もかねての講義でした

血管のゴースト化について・・

以前
「高齢になると、子宮の中は真っ白だ」と、
足立病院生殖内分泌センターの中山先生がおっしゃられていたことが
印象的でした

若い方の子宮内はピンク色

白いということは血が通っていないということですね

大切なポイントだと思います

繰り返し移植しても妊娠できないという状況で
漢方薬を併用することによって
子宮の環境を改善し
妊娠へつなげること

それを実際に実行し
驚くほどの実績につなげていたのが
山東中医薬大学附属病院産婦人科でした

西洋医学と
漢方の併用
もっと周知されるよう私も頑張ります!

次の日は
神戸元町夢クリニック 
松本先生による
「体外受精反復不成功難治症例への取り組み」についての講義です
今日はもう遅くなりましたので
次の機会に・・・・・

おやすみなさい・・・

竹内美香穂先生の相談日:月経痛、生理不順、PMSなど
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  11月9日(金)、10日(土)

先生、ブログはこちらです
 ⇒レガート日記 ヴィーナスへ行こう

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麦味参顆粒について
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以前まとめた記事はこちら
参考になさってくださいm(__)m



夏体がだるくて、めまい、頭痛がするのはなぜ?

夏体がだるくて、めまい、頭痛するのはなぜ?2

夏体がだるくて、めまい、頭痛がするのはなぜ?3



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※更年期、子宝相談はサト先生がお受けします


ダイ先生、着々とブログ更新しているようです
 ⇒レガート日記 ヴィーナスへ行こう


子宮内膜が硬いと着床障害に・・・?

昨夜から雨が降り始めました
田畑を営んでいる方にとっては
恵みの雨

「やっと雨が降る」

そんなお話をされているお客様もおられました

そして・・・・・

ダイ先生の様子は
大変順調そうです

「今まで経験したことがないほどの腰痛」

と、この世の終わりのような顔をしていましたが

「漢方薬よーきいたわ 」

と涼しい顔をしています

まあ、とりあえず一安心
少し心配しましたがよかったよかった・・・・

今日は「着床障害」についてお話ししたいと思います

3年ほど前
神戸元町夢クリニックの松本先生の着床障害の講義を受けました
そのとき、t着床には複雑なっ免疫が絡んでいることが具体的に分かり
時々高温期でまだ生理ではないのに
下腹痛が時々ある場合があります

「着床痛」と考えることが出来たらいいのですが
毎回妊娠もせず、いつも排卵期の後高温期に下腹痛がある場合は
「子宮内膜が硬い」ということを考えなければいけません

「子宮内膜が硬い」と
実際着床出来ないか
うまく着床できたとしても、その後成長出来ない原因になります

着床の際には
様々な免疫細胞や
酵素などがはたらき
子宮内膜を柔らかくし、受精卵と
子宮内膜が反応しあって、融合していく過程があります

この際痛みを感じるということは
この融合がスムーズではなく
免疫細胞や酵素などがうまく働いていないか

血管がつながっていくのですが、その血管がつながりにくい状況にあるようです

例えば、扉がすっと楽に開く場合と
思いっきりギシギシ音を立てて開く場合との違いのようなものだと思います

扉は開くことは開きますが
場合によっては壊れて外れてしまったり・・・・

抵抗なくすんなり開く方がいいのです

経験上
下腹痛がある場合、
1.冷えている
2.血液の流れが悪い
3.ストレスが大きい(緊張することが多い)
4.胃腸が弱く老廃物を排泄する力が弱い
5.気血が不足している
上記の理由が考えられ、その方の状態に合わせて漢方薬を考えます

目安として排卵痛や、下腹痛が無くなる状況を目指します

桂枝茯苓丸、芎帰調血飲第一加減、水快宝、爽月宝などとともに
健胃化痰のもの、婦宝当帰膠など服用していただき

時には免役バランスのことも考慮して
衛益顆粒、シベリア霊芝など服用していただくこともあります

場合によっては紅沙棘
スクワレンなども、いい場合がありますから
状況に併せて、その方に合った方法で服用していただくのです

「着床障害」に関しては

今まで様々な中国研修で
時々話題になり
学んでまいりました

それぞれの先生方に特徴がありますが
「本筋」においては共通点があります

そして、時々驚くような効果を感じることがあります
漢方薬の力を信じ
さらに探求していきたいと思います

 

着床について 神戸元町夢クリニック「松本恒和」先生のお話し

11月3日4日は不妊周期調節法の勉強会でした
すぐにもブログを書こうと思いながら

気が付いたら1週間が過ぎていました

松本先生の話は
着床のメカニズムについて

免疫とのかかわりについて
非常に詳しく教えていただきました

先ずは着床の機序
 子宮腔が変化し、内膜上皮に胚が取り込まれていく過程

DSC03707 ss

 
胚が子宮内膜上皮から、間質に侵入し母体血管へ侵入して行く過程

その後の妊娠の成立

すべてが大変役立つ情報であり
様々な場面で漢方的な考え方につながる部分がありわくわくしました。

分泌液が貯留してから吸収されるということ
ここに陰陽のバランスの大切さがあります

軽い炎症を起こして
着床が進んでいくという話

これもまた、漢方薬の使い方の大きなヒントになりました

 サイトカイン、ペプチドホルモン、酵素などが大活躍し
胚が着床していきます

免疫系も大活躍です


それらがスムーズに行われるためには
やはり気血が十分に養われ、スムーズに流れていること、

上記のことが大変大切であることが
改めて認識されました

漢方薬を学ぶ全く違う分野の私たちの会で
これほど誠実にしっかり講義していただき
私たちの質問にすべてお答えくださった
そのお気持ちに、心から感謝するばかりの1日でした

DSC03799 ss



調剤室を少し広げることにしました

ちょっぴり待合コーナーは狭くなりますが・・・



工事に思ったより日数がかかるので


誠に申し訳ありませんが

11月19日(火)~24日(日)

臨時休業させていただきます

ご迷惑をおかけし申し訳ございません

ダイ先生のブログはこちら

ダイ先生頑張ってます!
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