レガート日記 たまごの気持ち(漢方の本陣薬局ブログbyサト)

滋賀県の漢方薬局で、周期調節法によって、子宝相談、女性の悩みの相談をしています。 たくさんの女性の笑顔に出会いたいな。 悩める女性のために出来るだけのお手伝いがしたいな。そんなことを考えながら、毎日漢方相談をしています。  創業江戸時代末期、薬剤師第一号という、何とも歴史ある薬局に嫁いで来た直後、ダイ先生の突然の入院。3年間の入退院の繰り返し・・・・つらかったあのころの体験が、きっと役に立つと思っています。一人でも幸せなカップルが増えますように。

AMHが低い

FSHが100を越えた症例の検討

何回採卵しても、変性卵、空卵
何回移植しても 、妊娠できない

最近そのようなご相談が増えています。

昨日の、学術シンポジウム、
今日の不妊症エキスパートグループの勉強会
非常に有意義な内容の濃い2日間に
なりました

山東中医薬附属病院、中西医結合
生殖・遺伝センター
副主任医師、孫振高先生のインタビュー

写真はインタビューが始まる前
バタバタしていたので
こんな写真に(^_^;)
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通訳の秋本先生、孫先生、イスクラ産業副社長、陳先生

そして、午後からは、学術シンポジウム
今回、200人が集まり
各地区でも、中継され総勢300人以上の
大きな規模に!

孫振高先生の患者は、1日300人とのこと!!

その中で3ヶ月という短期間
当帰製剤で、先日お知らせした
体外受精を繰り返し失敗した難しい症例で臨床データーをとり、
妊娠率に、優位差が出たという発表

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確実に、子宮の様子が変化している
3D画像を、紹介されました

臨床データーは素晴らしいことです
1日300人という患者数だからこそできること
条件も世界に通用する方法であり
もう少しこの研究を進めて、
世界の学会でも発表しようと考えているとのこと


夜は懇親会
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劉伶先生、陳志清先生、連方先生、孫振高先生、張立也先生 

今日は
連方先生の講義

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女性は8期に分けてフォローするという考え方
 そして、最後に

孫振高宣誓による症例に、感銘しました

FSHが、100以上である38歳の女性
卵巣に全く卵がある様子がなく
更年期のような症状もあるところからのスタートです
2016年から、フォローを開始
2017年は症状は改善し、体調はよくなりつつあるも、
卵巣には卵が見えず
2018年3月9日まで卵巣の変化はない状態
1018年3月19日に卵胞11ミリが観察され
4月9日排卵済み!
そして、4月25日β―HCG538:3LU!
妊娠陽性!

孫先生も涙がでたと講演されました

つい先日心拍も確認でき経過は
順調のようです❗

孫先生曰く

「私が頑張ったのではなく
患者さんが頑張りました
長い間諦めず
変化のないときも!」

そのフォローの方法を拝見しても、
丁寧に処方を変更され

諦めず

孫先生もまた素晴らしいと思うのです

基本は
補腎滋陰
それに、補陽、疏肝を取り入れます

実は来週から、この山東中医薬附属病院に研修にいきます

これが研修先の生殖センターのスタッフ
とのこと!
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孫先生、連先生の診察に
9年ぶりに立ち会わせていただきます
非常に楽しみです‼️  

私が知らない間に
ダイ先生ブログをスタートさせているようです!

ダイ先生のブログはこちら→レガート日記 ヴィーナスへ行こう

子宝草の花が運んでくれた妊娠・・・FSHが数十であっても

ここのところの暖かい気候で
子宝草の芽が膨らみ
花が咲きだしました



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お花は下を向いているので
下から写真を撮ってみました

ちょっとかわいい

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子宝草のお花これで2年目です
子宝草のお花が咲きだしたころ
妊娠報告が増えてきました

先日ご報告させていただいた
1年ぶりに胚盤胞になられたSさん
命の灯がともりました

良かったー
当然これからの道のりは長いのですが
大きな一歩には違いない

「隣の家族は青く見える」でもあったように
喜びすぎると、喪失感は大きいのですが
それでも本当に大きな一歩です

こうやって書かせていただきつつ
手を合わせております
どうか、この命
すくすく育ちますように・・・・

今流産で悲しんでおられる方にも
子宝草のお花パワー
降り注ぎますように・・・・・

治療を休む大切さ

春になり
今年の花粉の多さに、うんざりされている方も多いようですね・・・・
衛益顆粒をお勧めする毎日です

でも、本当は「春」は妊活に最適な季節
冬に蓄えてきた「腎精」という、命をはぐくむ力が
活躍し始めるころなのです

春の力を発揮させるには
先日お話した春の養生法大切ですね・・・・

何かを始めるのは最適な季節なのですが
不妊治療で大切なことは
頑張りすぎないこと

40歳であるとか
AMHが低いとか

もう後がないように言われると
毎周期、毎周期休みなく通院してしまいます

最初の数周期はいいのですが・・・・
もう半年以上、1年近く休みなく通院し
ホルモン治療などを繰り返されているのであれば
上手に休むことがとても大切なポイントになってきます

先日ご来店のSさん
AMHがとても低く
体外受精を繰り返しつつ、採卵できなくなってきたので
私のところに来ていただきました

FSHも数十以上になったり
治療を休んだ後、なかなか卵が育たなかったり・・・・


こんなことを書いていると
「私のことかもしれない」

そう思われる方が 多いのではないかなと思います・・・・

実はそんなご相談で来店されている方は
とても多いのです

そのような中でも
上手に休みを取り入れながら
ここというときに通院する

それがうまくできると
結果につながります

先日のSさんは
1年以上、久しぶりに
卵が胚盤胞まで育ちました
グレードも悪くありません

思い切って、何か月か自然に任せていたのが
奏功したようです

どうかコウノトリが来ますように・・・

卵の質をよくするために・・・AMHが低くても!

AMH(アンチミューラリアンホルモン)は
卵巣の老化程度の指標として、代表的な測定方法です

最近は
若い方でも測定される方も増えつつあり
30歳前半でも「AMHが低いので」

そのようにお話される方が見られるように・・・・!

確かにいい面もありますが
焦らない心で毎日を過ごすことがとても大切胃も関わらず

以前だったら
変に心配せず
ゆっくり体調を整えることに専念したほうが
妊娠に近付ける と思われるような方でも

「AMHが低いので、すぐに体外受精を始めました」と

30歳前半でも
相談に来られた時には
数回以上の体外受精をされている方も!


このAMHですが
「卵子がよみがえる」のご講演の際にも触れられましたが
フォローの方法によっては、AMHの改善も見込める可能性があるということ
これがとても大切なことなのです


卵巣の機能低下や
年齢的要因で妊娠しにくくなっている方ほど

焦らず、丁寧に卵を育ててあげること

上記が非常に大切です

治療を続けて疲れてしまっている卵巣は痩馬

痩馬に鞭を打って倒れてしまうまえに
大切に育ててあげるべきです

40歳以下でも
AMHが低いということは
もともと卵が少ない場合と
何らかの原因で早くなくなってしまったことに分けて考えさせていただきます


もともと卵が少ない場合
これはホルモンの力
「腎精」が不足している ということになりますから
この場合「血肉友情の品を使う」(つまり動物生薬)中国ではここを大切にし
夏先生も「亀板」「別甲」「鹿角」などの製剤を多用されていました

そして卵を大切に育むために眠りをよくするため
心を落ち着ける「寧心」の考え方のもとに
漢方処方を組み合わせ、ゆっくり静かに補う「補法」が中心の処方構成です

この時に、強い刺激は避けるべきです

これはとても大切な考え方であり
私もこの方法を基本として対応させていただきます

そしてもう一つ大切なことは
後者です

卵の減少が通常よりも著しい可能性もあります

この場合免疫性疾患が関連する可能性があり
そこを考え
「黄耆」の入った処方や
「キノコ製剤」などを服用していただくことも考えます

花粉症、アトピー、膠原病などの持病がある場合
注意が必要です


そして

二つの場合に共通して言えること

ストレスを緩和し
リラックスする漢方薬をサポート役にすることです

「肝」が自律神経と関係しますから
「疏肝」という方法でフォローします

「補腎」「寧心」「疏肝」

この3つのキーワードが非常に大切
これから先も
この方法と、活血を上手に組み合わせること

AMHが低くても
卵の質が良ければ妊娠につながる・・・・

そんな方にたくさん遭遇し
実感していることです


「卵子はよみがえる」というお話し1

この前の東京でのスクーリングの続きです

27日(日)では

「卵子はよみがえる」の著者、小杉好紀先生による御講演です

事前に本を入手し
新幹線の中で拝読・・・・・

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大変興味深い内容で
高齢の不妊の方には希望の持てる内容です


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難しい内容も含みますが

卵子の老化について非常に明瞭に説明していただきました

大切な点だけお伝えすると

卵子の老化

卵子の老化によって、質が低下する
この原因は

1.新陳代謝が低下する
2.ミトコンドリア活性の低下
3.基礎体温(資料のみ記載・・・でも予測はできます)
4.AGE(終末糖化産物)

以上4点が主として考えられます

上記のことから考えると
卵子の老化を防ぎ
若返らせるためには
1~4の対処を考えたらいいということですね!


ここがとても腑に落ち
今迄の経験から納得できることです

1.新陳代謝が低下する
2.ミトコンドリア活性の低下

 この対処方法として生活で取り入れることは
食事と栄養素の中で「甘酒」をとても強調されていました
甘酒に含まれる「アミノレブリン酸」がミトコンドリアを活性化するとのこと
その他、呼吸法について少し詳しく説明
 
 呼吸法は 私たち夫婦を救ってくれた 一番大切な健康法
以前より 店頭で皆さんにお伝えしている健康法です
実践された多くの方から,嬉しい報告をいただいております
先生が説明された方法が、ほとんど同じ方法なので
ここはとてもうれしいポイントでした

 イメージをする 呼吸法について

 イメージの力を利用しましょう

 そして、漢方薬について大切なこと

この新陳代謝の回復と、ミトコンドリアの活性には
漢方薬の服用が大きな助っ人なのです!
何が一番いいというわけではなく
やはりその方に合わせた方法がベストです

ただ、この新陳代謝を上げるということは
「気」を補う
そこにつながります
「気」には脾気、腎気、肺気の3つが重要ポイントとなり
それらを考えた漢方薬でフォローすることになります

ミトコンドリアの活性ということには
「腎」を補う

ということが基本です
次の回ははAGEについて触れようと思います



小杉先生と
日本中医薬研究会の専任中医学講師陳志清先生の対談
以下のサイトから確認できます
「高年齢でもあきらめない カラダモココロも元気にする中医学」


8月からの新しい仲間
竹内美香穂
Twitterにて中医学や漢方、養生法、薬膳、アロマ、ツボなど情報配信中

  ↓↓↓↓  

https://twitter.com/mikaho_takeuchi【不定期で市販の漢方薬を解説しています。】


9月24日(日)~28日(水)まで
中国南京中医薬大学付属病院産婦人科で研修のため
子宝婦人科相談を休ませていただきます



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