レガート日記 たまごの気持ち(漢方の本陣薬局ブログbyサト)

滋賀県の漢方薬局で、周期調節法によって、子宝相談、女性の悩みの相談をしています。 たくさんの女性の笑顔に出会いたいな。 悩める女性のために出来るだけのお手伝いがしたいな。そんなことを考えながら、毎日漢方相談をしています。  創業江戸時代末期、薬剤師第一号という、何とも歴史ある薬局に嫁いで来た直後、ダイ先生の突然の入院。3年間の入退院の繰り返し・・・・つらかったあのころの体験が、きっと役に立つと思っています。一人でも幸せなカップルが増えますように。

AMHが低い

卵の質をよくするために・・・AMHが低くても!

AMH(アンチミューラリアンホルモン)は
卵巣の老化程度の指標として、代表的な測定方法です

最近は
若い方でも測定される方も増えつつあり
30歳前半でも「AMHが低いので」

そのようにお話される方が見られるように・・・・!

確かにいい面もありますが
焦らない心で毎日を過ごすことがとても大切胃も関わらず

以前だったら
変に心配せず
ゆっくり体調を整えることに専念したほうが
妊娠に近付ける と思われるような方でも

「AMHが低いので、すぐに体外受精を始めました」と

30歳前半でも
相談に来られた時には
数回以上の体外受精をされている方も!


このAMHですが
「卵子がよみがえる」のご講演の際にも触れられましたが
フォローの方法によっては、AMHの改善も見込める可能性があるということ
これがとても大切なことなのです


卵巣の機能低下や
年齢的要因で妊娠しにくくなっている方ほど

焦らず、丁寧に卵を育ててあげること

上記が非常に大切です

治療を続けて疲れてしまっている卵巣は痩馬

痩馬に鞭を打って倒れてしまうまえに
大切に育ててあげるべきです

40歳以下でも
AMHが低いということは
もともと卵が少ない場合と
何らかの原因で早くなくなってしまったことに分けて考えさせていただきます


もともと卵が少ない場合
これはホルモンの力
「腎精」が不足している ということになりますから
この場合「血肉友情の品を使う」(つまり動物生薬)中国ではここを大切にし
夏先生も「亀板」「別甲」「鹿角」などの製剤を多用されていました

そして卵を大切に育むために眠りをよくするため
心を落ち着ける「寧心」の考え方のもとに
漢方処方を組み合わせ、ゆっくり静かに補う「補法」が中心の処方構成です

この時に、強い刺激は避けるべきです

これはとても大切な考え方であり
私もこの方法を基本として対応させていただきます

そしてもう一つ大切なことは
後者です

卵の減少が通常よりも著しい可能性もあります

この場合免疫性疾患が関連する可能性があり
そこを考え
「黄耆」の入った処方や
「キノコ製剤」などを服用していただくことも考えます

花粉症、アトピー、膠原病などの持病がある場合
注意が必要です


そして

二つの場合に共通して言えること

ストレスを緩和し
リラックスする漢方薬をサポート役にすることです

「肝」が自律神経と関係しますから
「疏肝」という方法でフォローします

「補腎」「寧心」「疏肝」

この3つのキーワードが非常に大切
これから先も
この方法と、活血を上手に組み合わせること

AMHが低くても
卵の質が良ければ妊娠につながる・・・・

そんな方にたくさん遭遇し
実感していることです


「卵子はよみがえる」というお話し1

この前の東京でのスクーリングの続きです

27日(日)では

「卵子はよみがえる」の著者、小杉好紀先生による御講演です

事前に本を入手し
新幹線の中で拝読・・・・・

image


大変興味深い内容で
高齢の不妊の方には希望の持てる内容です


image


難しい内容も含みますが

卵子の老化について非常に明瞭に説明していただきました

大切な点だけお伝えすると

卵子の老化

卵子の老化によって、質が低下する
この原因は

1.新陳代謝が低下する
2.ミトコンドリア活性の低下
3.基礎体温(資料のみ記載・・・でも予測はできます)
4.AGE(終末糖化産物)

以上4点が主として考えられます

上記のことから考えると
卵子の老化を防ぎ
若返らせるためには
1~4の対処を考えたらいいということですね!


ここがとても腑に落ち
今迄の経験から納得できることです

1.新陳代謝が低下する
2.ミトコンドリア活性の低下

 この対処方法として生活で取り入れることは
食事と栄養素の中で「甘酒」をとても強調されていました
甘酒に含まれる「アミノレブリン酸」がミトコンドリアを活性化するとのこと
その他、呼吸法について少し詳しく説明
 
 呼吸法は 私たち夫婦を救ってくれた 一番大切な健康法
以前より 店頭で皆さんにお伝えしている健康法です
実践された多くの方から,嬉しい報告をいただいております
先生が説明された方法が、ほとんど同じ方法なので
ここはとてもうれしいポイントでした

 イメージをする 呼吸法について

 イメージの力を利用しましょう

 そして、漢方薬について大切なこと

この新陳代謝の回復と、ミトコンドリアの活性には
漢方薬の服用が大きな助っ人なのです!
何が一番いいというわけではなく
やはりその方に合わせた方法がベストです

ただ、この新陳代謝を上げるということは
「気」を補う
そこにつながります
「気」には脾気、腎気、肺気の3つが重要ポイントとなり
それらを考えた漢方薬でフォローすることになります

ミトコンドリアの活性ということには
「腎」を補う

ということが基本です
次の回ははAGEについて触れようと思います



小杉先生と
日本中医薬研究会の専任中医学講師陳志清先生の対談
以下のサイトから確認できます
「高年齢でもあきらめない カラダモココロも元気にする中医学」


8月からの新しい仲間
竹内美香穂
Twitterにて中医学や漢方、養生法、薬膳、アロマ、ツボなど情報配信中

  ↓↓↓↓  

https://twitter.com/mikaho_takeuchi【不定期で市販の漢方薬を解説しています。】


9月24日(日)~28日(水)まで
中国南京中医薬大学付属病院産婦人科で研修のため
子宝婦人科相談を休ませていただきます



つらい経験を乗り越え、やっと安心できる毎日に

立夏を過ぎ
暦では初夏

にもかかわらず、少し肌寒い毎日ですね
こういう時、風邪をひきやすく
要注意です
連休疲れが出るころですから

5月はこの滋賀県では
田植えや畑で忙しい毎日・・・

木之本に暮らしていると
自然とともに生活されている方は
元気で長生きだと実感します
旬のお野菜などをいただく毎日だからでしょうね

私も本当は自家菜園をしたいと思っています
10年ほど前には、トマトを作ったり
きゅうり、サツマイモを植えたりしていたことも

5月になり
出産や、妊娠のご報告に来店される方がちらほら

Aさんも、悪阻が落ち着き
遠方からわざわざご来店くださいました

AMHが低く
流産も経験され
大変不安な時を過ごしたことも

AMHが低いと
年齢が若くても残されている時間が少なく
毎日不安との闘いだと思います

前向きに考えることができたかと思うと
どうしようもない不安感に苦しめられたり
簡単に心を制御できるものではないでしょう

そんな苦しみのなか
漢方薬を精いっぱい服用されました

抗酸化作用のある血液の流れを良くする漢方薬を中心に
瓊玉膏、亀鹿仙、気持ちを楽にする漢方薬・・・・

漢方薬は様々な生薬から組み合わされており
それぞれの生薬のビタミン、ミネラルはもとより
抗酸化作用のあるポリフェノール、ファイトケミカルなどが
豊富に含まれています

そういったことも漢方薬で元気になる一因だと思います

何度も流産を経験し
つらいお別れをしたAさん
今度こそ、安心できる毎日を過ごされ
当たり前の家族の幸せを手に入れていただけたらと
心から祈らせていただくばかりです

Aさん遠方よりありがとうございます
またお会いしましょうね!

 
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
プロフィール
記事検索
タグクラウド